留学エージェントが教えてくれない、入卒時期の重要性
こんにちわ、ぼくです。最近ゲーム実況最大手と言っても良い2BRO.さんがThe Crew 2と言うレーシングゲームを紹介している動画を見てものすごくやりたくなりました。給料入ったら買います。ほぼ間違いなく買います。
さて今回は入卒時期のお話です。前回は友人からの一言から記事を書きましたが、今回は自分の経験からのお話です。実はこの入卒時期って後の就活に物凄く影響するんです。
ちなみに今回も自分のいるカナダはブリティッシュコロンビア州バンクーバーでのお話が基本となります。が、重要なファクターとなる大学の入卒時期はカナダ全土で同じだったはずなので、基本的にはあまり大差は無いかなと思います。
それではいってみましょうっ!
※あくまで自分の体験に基づいた話なので間違いも大いにあるかと思います。その辺はご了承ください。
カナダの大学の入学時期
今回の話において最も重要なファクターとなるのがトロント大学、マギル、UBC等を筆頭にした、いわゆる日本で言う4大の入学時期です。カナダは日本と違い4月スタートではなく9月スタートとなります。これはカナダ全土で共通(一部1月スタートもあるとか)になります。とりあえずこの9月スタートを覚えておいてください。
カレッジやプライベートスクールの場合
こちらは学校により、4月・9月の半年ごとの2回や、4ヶ月毎の3回、3ヶ月毎の4回などなど、学校によりかなりマチマチです。今回の入卒時期のお話は、こう言ったカレッジを選択する人向けのお話となります。
安易な選択が苦労を招く
おそらく4大を選択せずカレッジやプライベートスクールを選択する大体の人が、幾つかある入学時期からもっとも自分のスケジュールやタイミングが合う時期を、特に何も疑問に思う事なく選んでるのではないでしょうか?自分もその口でした。
学校の本科がスタートする少し前の現地入し、ESLに通い英語の勉強をする… こんなルートになるのが大半かと思います。しかし、ここで「ある時期」を選んでしまうと実は就活で苦労する事になるのです!
先ほどお話した通りいわゆる4大は9月スタート、カレッジ等はまちまちですが大体は7〜9月スタートを含んでいるかと思います。が、そうなのです!この夏秋スタートを選んでしまったが故に、就活で苦労する可能性が出てきてしまうのです!
夏秋スタートが就活で苦戦する訳
おそらくもう大体の方はお察しかと思いますが、この夏秋スタート、つまり卒業、もしくは全コースを完了しインターンを始める時期も夏秋になります。そして4大も卒業は8月、さらに就活もその前に始まっているわけです。
つまり就活自体が4大でみっちり鍛えられた猛者たちとダダ被りする訳です。(一応北米にも日本の新卒っぽいEntry Positionと言うのがあるらしいので100%ではないですが。)もちろん英語も入学時に最低IELTS6.5が求められ、その後4年間みっちり英語環境で生活してるので、ほぼ間違いなく苦にしないでしょう。そう言った人達と会社側に比べられる訳です。さらには学校のネームバリューにおいても相手の方が有利です。
インターンにおいても4大、有名校が優先される
北米は日本と違い学歴社会ではないと良く日本では聞くかと思います。
が、残念ながら日本以上に学歴社会です。バンクーバーはそこまで感じませんが、アメリカなんかは如実です。インターンにおいても自分のような無名のプライベートスクール出身者は目にも止まらず、まずは4大、有名校から選ばれる事が多いらしいです。つらい。
実際に夏から就活を始めて起こった事実
ここからは自分が6月に全コースを終え、7月から就活していて体験した事をお伝えします。実際には7月はポートフォリオ等、就活に必要な準備をしていたので、活動を始めたのは8月からになります。
8月から企業の情報を収集し、アプライしていきました。おそらく10月くらいまでに50社くらい。しかし… 1社も連絡が来ず!!これマジです!
こっちでは日本と違いお祈りメールすら来ません。完全スルーです。
ちなみに就活で使ったポートフォリオはこちら
このポートフォリオ、結構評判が良い出来で実際2018年6月最後の就活でも活躍したサイトになります。それでも連絡は来なかった…
実際に連絡が来始めたのが10月半ば〜末くらいから。その後はコンスタントに応募すれば電話面接や対面面接までかなりの確率でいってます。(そこから先は自分の英語力やスキルのミスマッチなどなどが原因で敗北)
自分以外の他にも同じような状況に陥っていたので、おそらく前述通り4大卒の人たちと競合していたのでしょう。そりゃ会社側としたら良く分からん学校を卒業した良く分からん日本人より、地元の有力な大学を卒業した人間を採用しますよね… 英語力も言わずもがな。
じゃあどうすんのよ?
がんばれ笑 頑張れとしか言いようが無いです・・・。彼らに負けないスキル・英語力・プレゼン力を磨くか、アピール出来る日本の実績があれば有効活用する、それくらいしかありません。それとスキルや英語力も重要なのですが、一番大事なのは人間性です。スキルが優れている人でも、会社のカルチャー等に馴染める人間性がなければ採用は厳しいです。飛び抜けたスキルを持つ人はそうとは限らないですが。もちろん必ずしもすべての4大卒・有名校卒の方々がめっちゃ優秀とも限りません。苦戦はするかと思いますが100%不可能な訳でもありません。ただ数ヶ月返事すら来ないのはマジでメンタルやられます・・・。
まとめ
もしかしたらそんな事言われなくても分かるわ!よくよく考えれば分かるだろ!って話だったかもしれませんが、自分や自分の周りでは、夏は就職厳しいかもと言う話を聞いていた人は皆無でした。エージェントとしても通年利用者を集めたい訳でこんな事は表立って話す事はありません。
出来れば入学時期を決める前にこの話を知りたかった、そんな経験から相変わらず上手くまとめられませんが記事にしてみました。これから先、海外留学・就職を考えてる人に少なからず情報源としてこの記事が活きてくれれば幸いです。
では、またなっ!